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背に腹は変えられないというように、やっぱり、仕事や、何らかの収入や、利権が、

明日からなくなる。

ということになったら、誰でも必死になる。

安部総理が、あそこまで大敗を喫したのは、やはり、2つ。

1)年金が、明日からなくなるかもしれない。

2)公共事業が、明日からなくなるかもしれない。

この2点だけである。それ以外の何でもない。よって、安部さんに責任があるとは、私は考えない。


さて、ここで、私は、かなり大きな枠組みで、

1)戦前の金持ち

2)戦後の金持ち

3)田中角栄以降の金持ち

という3つの勢力が日本には存在すると、考えるようになった。

1)の戦前の金持ちというのは、文字通り、戦前に金持ちだった人たちで、たとえば、旧華族である。この人たちの特徴は、戦後に没落した、ということ、もしくは、戦後は、しかたなく、誰かに仕える立場に落ちて、耐え忍んできた、ということになる。この系統の人たちは、悲壮感に包まれていることが多いと思える。代表的な人は、三島由紀夫であると、私は思う。三島由紀夫という人は、そういう世界を小説に書いた、珍しい人だ。

2)の戦後の金持ちというのは、戦前は、それほど、凄いとは言いがたかったのだが、戦後、アメリカ的な発想に近づくとか、もしくは、アメリカ占領軍そのものに、近づくとか、もしくは、アメリカに輸出することで、大金持ちになったとか、戦後の景気回復で、会社を起こし、財産を築いたということになると思える。この系統の人たちは、アメリカを賛美する傾向にある。現在、日本を経済的に支配しているのは、この手の人たちだ。

3)田中角栄以降の金持ち は、あの、土建屋の王の中の王、であった田中角栄氏によって、おおいに潤った、主に、地方の、土木建設業者であって、今回の選挙までは、今までの恩があるからということで、絶対に、自民党を裏切らなかった。今、日本で、一番きつい立場にあるのは、この系統の人たちだと思える。選挙後、安部政権は、公共事業を3%だけ減らす、という政策を出したが、これは、改革の失敗もしくは、改革をあきらめ、引き続き、借金を増やす政策に出たとも考えられる。

安部さん、小沢さん、田中角栄氏、実は共通点がある。3人とも、戦前、戦後ともに、一族として、生き残った家系だということだ。

安部さんのおじいさんの岸信介首相は、戦前、満州で主導的な立場にあった人で、戦前の満州系の関係者は、岸信介から、旧満州鉄道の職員、など、色々な面で、かなりしぶとく、戦後も生き残った人が多い。

小沢さんのお父さんである、衆議院議員であった、小沢辰夫氏は、中曽根総理と、大学で同期だったらしく、また、田中角栄氏の金庫番と呼ばれていたそうだ。小沢氏自身も、田中角栄氏の腹心とか、右腕と言われていた頃があったが、現在の小沢氏は、アメリカの影の支配者といわれる、デイビットロックフェラー総帥の、跡継ぎである、ジェイロックフェラー氏の友人であるそうだ。デイビットロックフェラー氏は、既に92歳の高齢であり、いずれ、跡継ぎである、ジェイロックフェラー氏が、その座を射止めるだろうといわれている。

ちなみに、これは、わき道にそれるが、その前の、ロックフェラー家の跡継ぎ争いは、1938年におきており、1938年という年が、あらゆる意味で、歴史的な転換点になっているという事実に、私は驚愕することがある。

田中角栄氏は、貧乏育ちの田舎者で庶民の味方、というイメージ戦略が得意中の得意であったが、戦時中前後に、軍需産業を受け持っていた、東京の土建業者に婿入りし、空襲を受けていた東京から、工場を、韓国に移動させるというプロジェクトまで受け持つような、大会社の社長になっていたらしい。このときに、手に入れた大金を元に、いわば、軍需成金として、角栄氏は、地盤を固めていったというのが、真相だそうだ。

このような話は、最近知ったばかりで、あまりのイメージの違いに驚きと、とまどいを覚えるのは、私だけではないだろう。特に、角栄氏を崇拝している人(かなり多い)には、ショッキングでさえありえる。

貧乏だったという説も、少し怪しく、どうも、父親がギャンブル好きだったらしく、金持ちだったらしい。

ただ、そういう、裏話は、別として、田中角栄氏は、当時、大都市中心だった経済を、地方へ分散させるという、大革命を行った。都市に工場を建てると、税金を課すとか、地方に工場を建てると、優遇するとか、東北まで新幹線を走らせるとか、道路特定財源の関連法案を通すなど、恐ろしいほどの、膨大な仕事を、驚くべき行動力で行った。

田中角栄氏の革命によって、今までは、東京などに出稼ぎに出ていたような、地方の人たちは、地元で、これまた、角栄氏が作った、地方交付税(東京で得た税金を、地方へ分け与え、土木事業などを大量に行う)を、思う存分に使い、なんと、日本には、50万件以上の土木業者が誕生し、人口の10%が、建設業者になった。

この角栄景気によって、悪く言えば、成金になった人が、地方には大勢いると思われる。これらの人たちは、正しく、角栄さま、さま、であり、自民党さま、さま、であったはずだった。

ところが、小泉首相が誕生すると、こういった地方の財源が、どんどん減らされるという方針が採られた。しかし、その効果が現れる前に、小泉首相は、勇退した。そして、ちょうど、安部政権のときに、その効果が、現れ始めた、ということだそうだ。

なので、今回の選挙の大敗北の原因のほとんどは、地方の比例代表区(選挙のとき、政党名を書く、例:民主党もしくは、自民党)だったようだが、ちょうど、小泉改革が、実際に効いてきて、地方の土木業者が、実際に、倒産したり、破産したりして、一説によると、半減している?ということだが、この、急激な変化に対して、地方の選挙の票は、全て、反自民党になり、なんとなく、地方の味方に見えている小沢氏に、急速に集まったわけだ。

小沢氏の先祖は、アイヌ民族の族長で、初代征夷大将軍である坂上田村麻呂に敗れた、アテヌイ、という人だったらしい。しかし、父親が、衆議院議員で、田中角栄氏の金庫番といわれていたことから、かなり、金持ちだったに違いなく、小さい頃から、アメリカ人の家庭教師がいて、恐らく、日本のどんな政治家よりも、英語が得意なんじゃないか(あまり、英語を使ってるのを見たことないが、得意な人ほど、それを見せないことが多い)、また、小学生のときから、アメリカ人教師などを持つと、アメリカ人が、どういうときに、うろたえるか、など、裏の部分もわかってしまうと思う。そういう意味では、小沢氏ほど、国際的な人はいないのだが、小沢氏は、一方では、アイヌの族長の末裔であると、地方の代表であるかのような、イメージ戦略もあるようであり、絶妙なバランスで、今回の選挙を勝ち抜いた。

また、今回の選挙では、選挙後に疲労で倒れるくらい、地方を、一つ一つ、周り、一人一人、説得して巡業したそうだ。これは、まるで、戦後に天皇陛下が、日本中を歩いて、感動させたエピソードを彷彿させる、見事というか、頭が下がるような、立派な努力だと思う。少なくとも、安部さんにはできそうにない種類の努力だといえるだろう。

ただ、安部さんがそんなに悪いのかといったら、悪いのはやっぱり小泉さんで、小泉内閣が通した法案が、やっと、地方の「背に腹は変えられない部類」のところまで、波及して、ついに、怒りとなって現れ、さらに、小沢効果が、ダブルで効いたということになるだろう。

さて、このように、田中角栄氏の御威光は、いまだに光り続けており、「背に腹は変えられない」=食べていくためには、小泉流の、財政削減では、無理だ、という、悲鳴が、今回の選挙の結果であり、さらにいえば、年金問題が、思いっきり、拍車をかけたといえるだろう。

さて、これに対して、私が、学生時代から、興味を持っているのが、三島由紀夫氏である。三島由紀夫氏は、華族(戦前の貴族階級)だった。そして、三島氏の小説には、戦前は貴族的に裕福だったのが、戦後に没落する貴族の哀れさが、良く、出ている。それは、あまりにも悲しく、あの、敗戦の日に、地面に顔をつけて泣いている日本人の姿が見え隠れするような、世界観だ。

名作とされる、金閣寺では、主人公が、金閣寺の美しさに嫉妬し、それを燃やしてしまうのだが、これは、ある種、三島氏の、古いものが、壊れていく、という、独特な、センチメンタルな感情が、見え隠れする作品だといえるだろう。

戦前の華族(貴族)というのは、主に、江戸時代に、大名だった人や、天皇家の一員だった人などであり、戦前の国会では、貴族院、というのがあって、実は、今の日本の政治家でも、そういう、元、貴族院だった華族の孫であるとか、親戚の孫であるとか、そういう人が多い。

もしくは、最初のほうで述べた、戦中成金とか、戦後成金とか、そういう人が実に多い。まあ、金が選挙を決めるのだから、当然といえば、当然だが、明治維新の際の、成金というのも、たくさんあって、その辺の家系図などを調べると、びっくりするような人が、親戚だったりする(例:石原家と、小泉家)。

アメリカのシンクタンクが、日本を、secular society(世襲国家)である、といったことがあるそうだが、最初、それを聞いたとき、なんという、おかしなことをいっているんだ、と思ったが、実は、かなり、それに近い可能性がある。安部さんは、3世議員だし、小泉さんも3世議員、小沢さんも2世議員。

中には、誰だか忘れたが、先祖が、徳川家という人も議員でいる。

しかし、恐らくであるが、私の想像では、今回の選挙で、そういった人たちが、かなり大敗したのではないか、と思っている。

さて、元に戻ると、日本には、3種類の勢力がいる。

1)戦前の金持ち

2)戦後の金持ち

3)田中角栄以降の金持ち

1)の戦前の金持ちは、華族のように、没落した家庭も多い、珍しい例として、旧天皇家の血筋を引く、女優の藤谷美和子さんなどがいるが、あの不思議キャラと、動じない雰囲気には、やはり、血筋があるのではないか、と私などは思ってしまう。戦前の金持ちは、主に議員とか政治家になったりして、生き残った人と、評論家などとして生き残ったり、もともと、華族は教養が高いから、学問の世界で生き残った人などがいそうだ。ちなみに、言論人、副島隆彦氏も、旧華族であり、松田聖子の実家も、旧華族である。華族でない、戦前の金持ちというのは、他には、明治維新の際の成金があり、これは、現在でも、いわゆる財閥として残っているものと、そうでないものがある。安田生命グループというのは、明治維新の成金である、安田善次郎が起こした。安田家は、明治維新の、欧米留学組の金融系エリートである、小野英二郎(日銀総裁とか、日債銀初代頭取などを行う)との婚姻関係を結び、小野家は、華族だったが、有名な、オノ・ヨーコは、その家系の人間である。戦前の金持ちは、結構、ヨーロッパびいきであり、古風でもある。

2)戦後の金持ち、の代表は、西武の、堤家など、ダイエーの中内家(皇族と婚姻関係を結んだ)など、数え切れないほど、多い。主に、戦後に金持ちになった人は、アメリカびいきである、戦後の状況を考えると、そうなるのが、自然ともいえるだろう。しかし、最近、この辺の人たちは、困っていると思える。世界の世論が、反アメリカになっているからだ。よって、この辺の人たちは、どんなに、言論人に追及されようとも、断じて、アメリカびいきの姿勢を崩さない。

3)田中角栄以降の金持ち、これは、全国の土木建設会社や、道路の会社や、日本の人口の10%、地方の仕事の、半分くらい?(この辺の%はわからず)を占めるかもしれない、公共事業の恩栄を受けており、全員が金持ちではないが、中には、そういった、角栄さん式の地方大型公共事業で、財を成し、豪邸を建てて、なんでも鑑定団に出てくるような、骨董品集めに夢中になっているような人もいる。それくらい、田中角栄氏の政策は、革命的だったということになろうかと思う。

今の日本の、政治および、言論などの、全ての論争は、上記の3つの勢力によって、争われていると思える。なぜならば、今の世の中、世界の状況からすると、この人たちは、まさに、崖っぷちである可能性があるからだ。

しかし、日本には、強固な、サラリーマン部隊がいるではないか、と思う人もいるかもしれいが、確かに、そうだが、アメリカに頼っているので、もし、アメリカがこけてしまったら、大丈夫なのか?ということになって、中国、ロシア、インド、インドネシアなど、人口が多い地域に、シフトを試みている。

この点で、先頭を切っているのは、やはり、豊田自動車だ。さすがだと思う。

今回の選挙の意味するところは色々という事ができるが、単純に安部さんがダメだというのは、あまりにも、単純化しすぎだ。

しかし、年金問題と、地方の公共事業の激減による、3)の勢力が、一気に、反自民党に転じたのは、事実だ。

これは、長い目で見ると、かなり大きな出来事だと思える。小泉首相は、祖父の世代から、議員だったが、それでも、基本は、2)の勢力である、親アメリカ族に、属していた。思いっきりそうだった。

なので、アメリカが突きつけてくる要求を、受け入れた。

その結果が、今の現状を引き起こしているのだが、その辺は、全て、安部さんのせいにされている。

しかし、人間社会では、生け贄ではないが、必ず、そういう悪者がいないと、やっていけないようなところがある。

そういう意味で、安部さんは、勇退、してもいいのではないかとも思えるが、安部さんとしては、どうせ、一回はじめた、小泉さんの仕事を、やりとげないといけないという気持ちが強いのだろう。

三島由紀夫は、戦後、初めて、軍隊を復活させるべきだと考えた人だった。
「お前たちは、それでも、サムライか!」
の名文句を、自衛隊に向かってはいた後、切腹自殺した。

その後、オイルショックが起こり、田中角栄氏が台頭して、ちょうど、そのときが、日本の歴史の区切りになっている。

小泉氏や、安部氏は、三島由紀夫的な、意味では、軍事肯定派と、少なくともアメリカからは、みなされている。

実は、アメリカでは、三島由紀夫が、物凄い高く評価されている。アメリカ帝国、としては、属国から、珍しく、反乱の意思を持った、天才小説家が、現れた、と、そういう風にとられられているのだと思う。

なので、三島由紀夫の著書は、アメリカの大学の図書館などにいくと、驚くほど多くある。他の作家の10倍くらいはある。

世界の軍事を管理する立場にあるアメリカにとって、ある国が、軍事的に脅威になりえるか、というのは、実に重要な問題なので、そういった、言動や、行動は、必ず、重要な出来事として、記録される。

三島由紀夫氏が行った行動は、あまりにも激しかったので、以来、アメリカでは、日本にも、軍隊を復活させたいという勢力がいるのだろうと、思ってきたようなフシがある。現在のアメリカの日本対策にかかわっている人たちは、きっと、三島由紀夫のことを良く知っているだろうと私は推測する。

また、世界の原油を管理する立場にあるアメリカにとって、田中角栄氏が行った、外交政策(ソ連から、石油を輸入しようとし、中東戦争のアラブとも、独自路線で、石油外交を行った)は、非常に危険とみなされ、これは、アメリカおよび、イスラエルの敵であると、みなされ、スキャンダルを仕組まれた、というのが、最近の一般的な説だ。

十分にありえる話だ。

今後、しばらくの間、日本では、繰り返し述べたような3つの勢力の衝突となるんだろう。

いわゆる世界的な財閥系という意味では、

1)戦前の金持ち は、戦前世界を支配したロスチャイルド系(明治維新はロスチャイルドが仕掛けた)

2)戦後の金持ち は、やはり、アメリカの真の皇帝、であるロックフェラー家、であり

3)の田中角栄派は、言ってみれば、日本の民族主義派、であるともいえるのか、

そういう中において、小沢一郎氏は、実に特異な、絶妙な位置にいると思える。小沢氏は、この3つの勢力のちょうど、中間くらいにういると、考えられるからだ。

これは、面白い。

今のアメリカにおける、ロックフェラー跡継ぎ争いにおいて、ジェイロックフェラー氏が、次のリーダーと目されているそうだが、ジェイロックフェラー氏と、小沢氏は、仲が良いらしい。ジェイロックフェラー氏は、日本に留学したこともある。(現在のロックフェラー家の当主は、デイビットロックフェラー氏92歳である)。

また、副島隆彦氏の最新の著書、「ドル覇権の崩壊」によると、ジェイは、次期、ロックフェラー家当主になるために、ロスチャイルド家と、手を組んでいる、ということだそうだ。

仮に、こういう類の話が全て本当だとすると、小沢氏は、まさに、全ての中心くらいのところに位置しているといえる。

小沢氏は、戦前金持ち、戦後金持ち、田中角栄派の全てと、つながっているからだ。

道理で、小沢氏を高く評価する人が多いはずだ。

私は前まで(2,3年くらい前まで)、小沢氏というのは、わけがわからない人だと思っていたが、今では随分と、見方が変わった。

この辺を、もっと詳しく知りたい人は、以下の2冊を読むといいだろう。

増田悦佐 著 「高度経済成長は復活できる」 <私の田中角栄に関する情報は、全て、100%、この本からです。はっきりいいます。色々、アイディアを拝借させてもらってます。今まで、この本の紹介をしていなかったのは、反省しなければいけないかもしれない。

副島隆彦 著 「ドル覇権の崩壊」

あとは、面白い本として、

北野幸伯 著 「ボロボロになった覇権国家」

など。田中宇氏の、ウェブサイトも必見でしょう。

http://www.tanakanews.com/

いつの時代にも、急に、豊かになる人がいる。また、急に落ちぶれる人もいる。また、そういうことを経験しないで済んだ世代というのもある。

今、20代から30代の人は、これから、かなりの激変を体験するのかもしれない。そのときは、時代に対して、できる限り、柔軟であったほうがいいのかもしれないが、それは、自分で決めることだ。

安部さんの大敗は、私なりには、実に勉強になる出来事だった。また、小沢氏の勝利も、また、かなり大きなインパクトだった。

しかし、これを、この一連の出来事を、上記のように、整理すると、わかりやすくなると思ったので、それが、頭の中で、浮かんだ後、あっという間に書いた。

自分でも、上記の3分類によって、これから、何とかして、頭の整理をしなければいけないと思っている。

なんだか、やっと、平常心が得られた。選挙の日以来、なんだか、胸につまるようなものが出てきて、つっかえていたようなところがあったが、やっと、自由になれた気分だ。
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