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高校2年生くらいで、アメリカの高校に通い始めたらころから、生な感覚の疑問として、学習能力とか、言語能力とか、身体能力は、特別な人を除いては、さほど、変わりがないのに、なんで?いわゆる、白人、黒人、アジア人は、こうも、肌の色が違い、体格も違うんだろうか?と不思議だった。素直に不思議だった。



かつての人類は、ごく最近まで、それが、進化による、優勢論?だったか、より、優れたのが、●●人であると、本気で信じるか、もしくは、恐る恐る、ほんとは自分たちはダメなんじゃないか?などと、本気で悩んでいたアジア人もいた。日本人もいた。いまだに、悩んでいる人もいる。



しかし、最近、DNAの研究で、明らかに、そういうことは、進化というよりか、環境的適応するために、そのような、肌の色や、体格に突然変異した人が、より、生存能力が、たまたま、その土地の気候や、その時期の天候など、自然条件に、左右された、ということが明らかになっているようだ。



もともと、チンパンジーのように、実は、黒い体毛を、除くと、白い肌をしているチンパンジー系の動物が、なんと!ビタミンDが、今までのように、果物などから、摂取できなくなったのか、それを、紫外線を浴びて、ビタミンDを生成する必要が出てきて、今までのように、体毛に覆われていては、紫外線を浴びることができないので、体毛がなくなり、チンパンジーの白い肌が露出された。しかし、どうも、肌が白すぎると、アフリカの熱帯の太陽の、紫外線は強すぎるので、肌が黒くなった。



しかし、欧州大陸の特に北の方では、逆に肌が白くないと、十分な紫外線が得られず、体に必要なビタミンDが作れなくなったようだ。それで、彼らは肌が白くなったわけだ。欧米人は、ビーチなどで、女性であっても、上半身を裸にしたり、意外と寒いのに、海岸で日光浴したりすることがあるが、あれには、ほとんど、生き残りをかけた、意味があったのである。



中東とアジア人の、肌の色は、インド人や、ミクロネシア、インドネシア、オーストラリア原住民などと比べると、欧米人の肌の白さの中間くらいであり、ちょうど、これは、天功的に、紫外線が、ちょうど中間くらいの量の地域に、先祖が住んでいたことを意味するらしい。



実に興味深いのは、以前から言われているように、紫外線を浴びすぎると、皮膚がはれたり、皮膚ガンになることがあるのだが、オーストラリアでは、いわゆる、欧州系白人が、ものすごい比率で、皮膚ガンになるそうだ。もともと、彼らの肌の色は、オーストラリアのような、熱帯地域に近い、紫外線量がある土地には向いていないために、肌がただれている人がかなり多いそうだ。



イランの女性は、スカーフをしている、というイメージがあるが、イラン女性は、かなり、色白であり、もともと、イランのような、熱帯に近い場所に住む人種じゃなかったのが、あの辺に住みついてしまったために、紫外線から、肌を守るために、スカーフをまとうようになったと思える。



このように、肌の色に関する、数々の、進化論的な謎は、次々と解明されている。



しかし、私もしくは、DNA研究でも、いまだに、わかってなさそうなのは、アジア人の体格だ。



ちなみに、極端な例でいうと、原子人ゴライアスというのは、全員身長2m以上であり、巨大だったようだ。しかし、あまりにも巨大だと、なんと!熱効率が悪い。つまり、自動車のヒートシンクという、熱を逃がす機構があるが、あまりにも大きいと、熱が体内にこもり、元来、体温が変化しない動物である人間の先祖は、鳥類や、恐竜の仲間のように、外温の変化に応じて、体温を変えることができなかったので、



なんと、原子人ゴライアスは、体が大きすぎたために、当時は、地球全体が温かく、ワニや、ゾウなども、どうも、そういう時代には、体が大きくなるらしく、今の2-3倍くらい大きかったそうだ。化石から、わかるそうだ。



よって、大きすぎてもダメだということが、人類の先祖の歴史でわかったことになる。ゴライアスは、黒人よりも、白人よりも、大きく、体格も、ボディビルダー並みだったらしいが、それでも、だめだったのだ。これは、実に示唆に富んでいる。



最近では、馬鹿でかく、燃費が悪いアメリカの自動車よりも、小さくて、燃費がいい、日本車が、市場原理によって、日本車が有利になっているが、結局、人間も、同じような理由で、合理的選択によって、生き残るのと、そうでないのが、自然と、発生するらしい。



しかし、直感的な見た目というか、おそらく、ハリウッド映画か、アニメか、何かわかrないけども、我々にインプットされている、映像的直観だと、どうしても、アジア人の体格は、決して有利に見えない。



しかし、おそらく、このわれわれの体格にも、きっと、重大な意味、が、あるに違いなく、それがわかったときに、はじめて、過去数百年くらいの、様々な、人種問題が解決するだろう。



とりあえず、肌の色に関しては、誰も何も言えなくなった。問題は体格だけになった。



あと、興味があるのが、鼻の穴の形だ。これにも、理由があるはずだ。体毛の多さと同じで、鼻毛の多さとか、鼻の穴の大きさなんかも、きっと意味がある。



自動車業界の例を出すまでもなく、意外なことが理由で、ある自動車は生き残り、ある自動車は、全然売れなくて生き残れなかった、というのがあったりするが、それは、当時の景気などに理由があったり、気候や、天災が原因で、本来、有利だった方が、だめになったとか、色々ありえる。



そういう意味で、進化論というのは、おそらく、運が良かった論、に変わろうとしている。と思える。



一見すると、だめそうな機会が、実は良さそうな機械よりも、特定条件もしくは、あらゆる条件のもとでは、見た目のわりには、10倍以上、効率が良かったなんてことがある。



アフリカ人の視力がいいことは、明らかに驚くべき現象だが、彼らは、4.0なんていう人も多い。アジア人は、目が悪い人が多いが、紙を発明して、古くから、多くの書物を読んできたからかもしれない。



一般的な偏見だと、アフリカ人が、狩猟生活をしていたから、目がいいとか、言われているが、それは、正しいのかもしれないが、別の原因である可能性もある。



見た目、体格についても、鼻の形にしても、そうなっている理由があるはずであり、ここからが、面白い、というか、言ってみれば、平和的な、最後の審判が、下りそうだ。



意外なことに、それは、



運がよかったのが、生き残った。



が、おそらく結論だろう。強そうな恐竜が絶滅し、弱そうな、ネズミのような格好をした、我々の祖先が、生き残った。そういうものだ。それ以上でも、それ以下でもない。



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