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このブログは、ほとんど、誰も来ない。来るのは、相当な変わり者か、何らかの共感を得ることができた人だろう。人によって、共感というのは、違うから、いったい、私の文章のどこが良かったのか、それとも、全くダメだったのか?なかなかわからない。

おそらく、ややアスペルガー症候群的な要素をもつ私は、いろんな人が集う場所で、競争するというのが、非常に苦手で、簡単にいうと、そういう場所では、普段の半分も力が出せない。ほかの人達の挙動とか、考えていることを考えることで、頭が精一杯になってしまうからだ。

株のほうのブログも統計をみると、コンスタントにくる人はどうもいるようだが(数字だけが出ている)、1日で20人を超したことはないようだ。まあ、その程度なんだな、と思って、まあ、よくよく考えてみたら、ここで、こうやって書き始めたのも、今年の5月くらいだったか、まだ、4か月くらいしかたってない。まあでも、人気があるブログとか、色々、宣伝してるブログとかと違って、できる限り、宣伝しないようにしてきたようなところがあって、実力で、どれくらい来るか?なんて思ったが、やっぱり、私が目の敵にしている、2ちゃんねる なんかは、集客力という意味では、もはや、ネットの代名詞みたいになっちゃったから、すごいなあ、と、どちらかというと、ひろゆき氏よりも、2ちゃんねる を支えている人がすごいなあと感心するほかない。

97-99年だったか、誰も信じないだろうが、私の掲示板とホームページが、あらゆる分野で、訪問者が全体のベスト10に入ることがあった。当時は、アメリカのITバブルで、信じられないような数の人数が、私のホームページに押し寄せた。そのとき、まだ、2ちゃんねる、は、なかった。

ただ、おそらく、ひろゆき氏が、真似したというか、参考にしたと思われる、あめぞうリンクとかいう掲示板があって、恐ろしく暇そうに見えた、あめぞうさんが、一人で、今流にいえば、スレをどんどん立ち上げていた。

今思うと不思議なのだが、あめぞうさんは、どういうわけか、ひろゆき氏のように、スレを投稿者に自由に立ち上げさせるということをやらないで、自分一人で、一生懸命、毎日数十ものスレを自分で立ち上げていた。

あの光景は、今思い出しても、おかしくて、スレの名前が、あめぞうさん独特のセンスで命名されていて、最近の2ちゃんねるのスレのような、奇異な名前のスレはあまりなくて、恐らく、あめぞうさんが、テレビで見たら、ヘッドラインとかを見て、スレを一人で立ち上げていて、ときどき、掲示板の人が、あめぞうさん、新しい掲示板作ってよ、内容は、こういうの、とか言われて、なんだか、あめぞうさんが、一生懸命、新スレを作っていたりすることもあったような気がする。

たしか、2ちゃんねる風に、投稿者が、新しいスレを立ち上げることができるタイプの掲示板もあって、恐らく、ひろゆき氏は、そういうのを見て、もしくは、自分で、今の形にしたんだろう。

いずれにせよ、こないだ、雑誌のインタビューに答えていたが、ひろゆき氏いわく、掲示板というのは、ウェブ上で、入力と出力、という組み合わせという、一番基本的な仕組みなので、などと、言っていたが、たしかにそうだ。

まあでも、あめぞうさんは、どこへいっちゃったんだろうか?あんなに一生懸命な人は、まずいなかった。もしかしたら、2ちゃんねるで、新しいスレ立ち上げとかを、一生懸命やってるのかもしれないw

ずいぶんと、脇道にそれてしまった。栄光を手に入れた、2ちゃんねる、や、一時的に私を株コラムニストとして、雇っていた人の会社が、マザーズに上場したり、ずいぶんと、取り残されちゃったな、と、郷愁というか、悲しみというか、心地よい、諦めに似た状態まできた。

これは、信じられない人が99%だと思うが、昔、ヤフーで、「株」と検索したら、私のサイトが一番上に出てきたことがあったのだ。今考えると、あれは、夢だったんじゃないか、とすら思える。しかし、それは、当時としては、そもそも、日本でインターネットの人口が皆無だったから、ホームページとかも、ほとんどなかった。当時から今までずっと変わってないのは、Teacup掲示板と、ヤフーJAPANだけだ。

97年に、アメリカの株式をオンラインで日本からデイトレしたのは、個人としては、私が最初だった可能性はありえるが、まあ、10-50人くらいはいたかもしれないな。当時のまともなウェブサイトやホームページは、日本には、そもそもなかったので、ほとんどは、アメリカのサイトを見ることが、インターネットを見るということと、同じ、というような側面もあった。

その当時のアメリカにおける、掲示板戦争みたいのが、ここ数年の日本の2ちゃんねるブームみたいなのと似ているのかな、と想像しているが、あの頃の、アメリカのチャットとか掲示板は、相当荒れていた。97-99年くらいだろうか。ITバブルで、マイクロソフトの株価が、10年で100倍以上になっていたころだ。株チャットの熱狂ぶりは、ものすごかった。

その雰囲気を日本に移植するような形で私の投稿とか、情報とかホームページが知られるようになった。当時は、日本株は戦後最悪だったので、恐らく今でもある、かぶこーねっと、とかいうメールがどんどん送られて回される、最近見なくなった、あれは、なんという名前だったか、とにかく、株なんて話題になることは、かなり珍しかった。

株で熱くなるとすれば、アメリカ株と、相場が決まっていた。アマゾンが、上場したり、日本のヤフーが上場したりして、熱狂のようなものがはじまろうとしていた。

何もかもが新鮮だった。すべてが上向きだった。

しかし、1999年4-6月くらいから、ゴールドマンサックスのアビーコーヘンさんが、BullTiring(強気相場疲れ)という演説のようなのをしたあたりから、急におかしくなって、急落した。

2003年くらいから、ヤフーBBというのが出てきてから、急に日本でもネット人口が増えて、まず、最初にヤフーへ、そして、2ちゃんねる、へ、そして、ブログへ、と誘導されていったように見えた。

日本でもネット株バブルのようなのが起きて、そっくりだったが、それも終わった。ホリエモン逮捕が、何かに終止符を打ったような感じだった。

ちなみに、文字列型広告、というのは、意外と新しいもので、最初にこれを組織的にやったのが、オーバチュアという会社で、ITバブル崩壊後も唯一、上がり続けた株だったと思った。そのあと、文字列型広告と、検索エンジンだけ、というシンプルイズベストを地でいくような会社グーグルが、あちらこちらに顔を出すようになった。

最初に出てきたのは、今では使われなくなったが、ネット初期にはだれもが使っていた、ネットスケープのブラウザに、右クリックするとグーグルで検索できるという機能がついたのが、恐らく、最初で、その前は、そういえば、インフォミックスだったか、なんかそんな名前の会社が、ヤフーの検索を代行していて、その会社と入れ替わりで、新興のグーグルが、ヤフーの検索を代行するようになったのだが、グーグルは独立して、ヤフーは自前の検索にした。

そのあとの展開は、恐らく、誰でも知っていそうだ。気がついたら、あめぞうリンクなどは消えてなくなってしまい、いつのまにか、2ちゃんねる用語集なるものまで、できていて、そういう用語を知らない人は、ダメみたいなw、おかしなことになってる。

まあでも、そういう、コミュニティというか、人と人が集う場所を提供しているってことは、有意義なことなのかなと、最近はもう、新しいものが出てきても、興味がない。唯一興味があるのが、YouTubeだ。あそこには、ネット創成期の熱気と似たものが、まだある。

去年デビューした人が世界的に有名になったりしていて、主に英語圏ではあるが、日本でも、2ちゃんねるのひろゆき氏が、ニコニコ動画を立ち上げたが、今回の場合は、明らかに、ひろゆき氏は、相当すごいことをやったと、脱帽せざるをえない。ニコニコ動画は、かなり面白いかもしれないが、なにか、閉じた系統になってるので、入りにくそうだ。2ちゃんねるは、超オープンにしたから、あの、一日で100個くらい自分でスレを立ち上げていたwwwあめぞうさんですら、かなわなかったのだww

なんで、オープンにしないのかな、こないだ見たら、IDとかパスワードとかがないと入れないように見えたが。。

まあ、YouTubeで十分だ。しかし、本当にすごいのは、なんというか、2ちゃんねる、というところに何か宗教的ともいえる忠誠心みたいのを持ってる人たちだ。最近は、だんだんとそういう変な人はさすがに減ったようだけども、何かまるで、2ちゃんねるに、所属?してるかのような、それでもって、社会正義でもやってるつもりになってるような、異様な雰囲気の人が、相当長い間、増え続けているのは、まるで、ホリエモンがどんどん肥大化するかのような感じで、恐ろしかった。

ああいう自由さを、放置できるという意味では、ひろゆき氏という人は、かなり偉いと思えてきた。株のホームページとかだと、バブル崩壊時などは、それこそ、地獄絵図のようになったものだったが、あそこでは、そういうことが毎日起こっていて、それを、容認し、放置するというのは、かなり、肝がすわってないと、できない。

ネット系の 管理人、を一度でもやったことがあれば、その大変さがわかる。そういう意味では、私が想像してる以上に、ひろゆき氏というのは、えらいのかもしれない。

まあでも、あの人も、裁判とか抱えて、かなりやばそうに思えてきたが、せっかく、ニコニコ動画で本当の意味での成功を収めようとしているときに、逮捕、とかだとしたら、かなりかわいそうでもあるな。

でもどうも、日本的な感覚からすると、何となく、そろそろかな、というような気がしないでもない。まあ、私が予測するような事柄ではないが、ホリエモンのときも、なんか、邪悪な気配を感じた。会社的には、ついに、本格的になってきた、といういわば絶頂のところで、ホリエモンは突き落されてしまった。

ひろゆき氏は、どうなるんだろうか?もし、書き込みが原因で、命や財産が確実に失われたとすれば、やはり、それは、何も責任がないとはいえないんだろうけども、私のような、一般庶民的古株?からすると、それは、ちょっと酷でもある。

あめぞうさんが、毎日50個目標!なんていってたことがあったような気がするが、自分でスレを立てていた、あの頃の、ほのぼのとした、雰囲気からすれば、10年後に、日本のネットがこんな風になるとは想像できなかったが(と同時に、10年くらい前に、アメリカの掲示板が2ちゃんねる状態に近かったというのはある)、単なる掲示板、しかも、あんなにシンプルな掲示板を、単に投稿者が、スレを立てることができる、という、たったそれだけのことを、ひろゆき氏は、おそらく、当時のあめぞうさんとか、Teacupとかを見よう見まねで作っただけにすぎないわけで、はたして、そういう行為、それは、インターネット上に、お絵かき帳を作ってみました!なんていって喜んでいた10年くらい前に、私も、掲示板作ってみましたよ!なんていって、喜んでいた大勢の中で、たまたま、ネーミングが良かったのか、管理人として、寛大だったのか、何かの理由で、他にあった類似サイトに、圧倒的な差をつけた、という、それだけの話だったはずが、

いつのまにか、テレビの人とか、ニュースにまで出るようになって、なんだか、おかしい感じがする。

ところが、最近ネットを始めた人からすれば、2ちゃんねるのニュースは、一般ニュースと同等、もしくは、それ以上の価値があると、完全に思っているような場合があるのだから、恐ろしいものだ。

されど、、最近、どうも、日本のネット全体的に、株価とかもそうだが、何かエネルギーが弱っている。

アメリカとかは、YouTubeとかで、盛り返しているようにもみえる。でも、自分の映像を見せるというおは、あまり、日本的ではないので、どこかに無理がある。なので、仕方なく、写真とか、音楽とか、アニメとか、ドラマとかをYouTubeとかニコニコ動画に投稿したりしてるようだが、アニメ系の、動画編集とかは、すごく日本的な世界だから、きっと、これからも、盛況が続くだろう。

なんだか、メランコリックな気分になって、長々と、私版ネットの歴史、なんて書いちゃったよ。

ある種、なんかこういう風に、整理整頓しないと、本来の姿と、最近、の、解釈されているネット、という、間で、きしむような音が聞こえてきたというか、何か、最初の姿に戻って、そこから見るというようなことをしないと、いけない時代になってきたんかな、という気持ちが急に沸いてきたのかもしれない。

本当は、こういう先輩ぶったような文章は、大嫌いだ。でも、どうも、そういう年齢になってしまった。
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