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日本のネット会社で、もっとも業績が連続的によい会社は、サイバーエージェントだ。



このサイバーAの藤田社長という人は、史上最年少で上場、ホリエモンと旧友である、とか、色々なエピソードがあるようだが、



私も一時期、株主であったので、純粋に、株主として、がんばって!と応援していた時期があった。



ただ、どうも、私が株主になったころには、いわゆる、超 急成長は、終わった時期になっていて、それ以上、株価が上がることは、ほとんどなく、去年くらいからは、見たところ、落ちる一方だ。最近、少し盛り返しているが。



たまに、最近、藤田氏のブログ(なぜか、社長業でありながら、ブログを書くことに夢中になっているようだ。あの感覚が良くわからない)をたまに読んでいるが、ホリエモンと、藤田氏がやってきたことは、基本的に、それほど、違いはないと、私は思うんだが、藤田氏は、どうも、かなり、計算高いのだか、よくわからない人だ。



ネットプライスというのがあったが、あのビジネスモデルは、ずいぶんと前にアメリカで、プライスラインだったか、ビジネスモデルとしてあったもので、アメーバにしても、ほとんど、独自のアイディアというのは、一つもないと思える。



しかし、それでも、恐らく、新興企業(主に、文字列型広告業が多い)に投資して、IPOなどで、売却益などで儲けるのは、相当うまいようであり、その辺では、一流だろうと思う。



しかし、自身が、ブログで述べていたが、なんだったか、高級車を買ったら、会社が傾くだったか、ホリエモンとか、他にダメになった社長も、そうだった、と書いていたが、最近、藤田氏の、ブログを見ると、なんだか、



なんというか、むきになってるというか、いや、それでいて、社員の結婚式を本当に喜んでいたり、たまに、独特の経営方針(といっても、実に常識的なことをいう場合が多い)。



言ってみれば。主に、文字列型広告などが、メインの収入源のようだが、日本のネット社会で、グーグルと同じで、グーグルの代理店なのか、独立系なのか、わからないけども、いわゆる、オーバチュアのように、ネットの世界での広告、で、文字列系、で成功した、ということなんだろう。



今のところ、文字列系の広告は、かなり、凝った仕組みなものが出てきており、そのウェブサイトのページに書いてある内容を判断して、それに合わせた、文字列広告を出すとか、そういうのが、主流になっていて、今のところ、まだ、成長産業というか、成長が見込まれるとも考えられているが、



あれだけ、業績が良い会社なのに、株価が、ほとんど上がらない。それはなぜか?



おそらく、それは、ネット広告業というのが、そろそろ、頭打ちなんではないか?と、思われているからではないだろうか?



ホリエモンも、藤田氏も、ブログまでは、一緒についてこれた(すべて、こういうのは、アメリカ発である、悪くいえば、真似してるだけ)、ところが、YouTubeくらいになると、ギリギリ、アメーバヴィジョンでついてきた、藤田氏と、ニコニコ動画で、本家YouTubeを出し抜いたかに見える、ひろゆき氏の間に、何か決定的な差がついたように思える。あの場合は、ドワンゴか?



しかし、藤田氏のいいところは、新しいことをやるときに、必ずもうかるようにするということで、これは、そう簡単にできることではないはずだ。その辺の、ノウハウはどうなっているのか、あんなブログを書いて、その辺の秘訣を、秘密にしているように見える。



たとえばだが、ネットプライスのような会社は、1999年くらいに、すでにアメリカにあったのだが、常に赤字だった。しかも、あまりうまくいかなかったと思えた。



ところが、藤田氏がやると、どういうわけか、収益性が異様なほど高くなってしまうのである。これは、どうやったら、ああなるのか、不思議でならない。



ブログなんていうものは、儲かるのか?と、誰もが思いそうだし、動画(アメーバヴィジョン)なども、あれは、個人にスペースを与えるだけで、そのスペースの間に、ほとんど、誰もクリックしそうにない、広告が貼ってあるだけだが、はたして、あれで、儲かるのか?とても、儲かりそうに思えないのだが、



どうも、儲かってるらしいのだ。その辺が、どうしたら、そうなるのか、まさに、藤田さんマジックとしか言いようがない。



しかし、なぜ、PERが6くらいにしか、株価が上がらないのか?単にマザーズにいるから、相手にされていないというような問題なのかもしれない。



と同時に、グーグルは、検索から、文字列広告、オンラインOfficeから、グーグル地図、とか、グーグル地球とか、AJAX系の色々なサービスを行ったが。



サイバーエージェントの技術力で、あそこまでできるのか?わからないようなところがある。



AJAXレベルの技術を持っているのは、日本では、NTTとかGooとかだろう。実は、Gooというのは、昔から、かなり技術レベルが高いのだが、いや、とんでもなく高いのだが、商売がうまくないので、後発のグーグルとか、サイバーAとか、ライブドアとかに、負けている。



実に残念なことだ。まあでも、ネット世界での、広告業という分野で、一定の地位を、いわば、先にやった人が勝ち、というような世界で、先取りに成功したんだから、まずは、一生安泰、ということなんだろう。



そういう意味では、藤田氏のブログで、社員の結婚式をやけに多く掲載している気持ちは何となくわかる。



誰だって、自分のおかげ?で他の人が幸せになれれば、うれしいものだろう。



こういうブログにも、文字列型の広告が良く出てくるが、こういう市場?というのは、当分の間、消えることはないと思うので、藤田氏は、ある種、計算高く、冒険はしないというか、確実(ネット広告や、ブログなど)だと思わない限り、行動しないようなので、その点では、かなり、しぶとく生き残るだろう。



でも、何となく、最近、読むようになった藤田氏のブログを見ていると、将来に不安を感じているのではないか、という雰囲気が、見え隠れする。



正直いって、サイバーAのビジネスモデルで、これ以上、伸びるのか?かなり疑問というようなところが多い。



ヤフーとかもそうだが、ある程度成熟してしまったというのは、さらなる成長を、前と同じように、というのは、相当な困難というか、そもそも、最初から、無理というようなところがある。



あとは、安定成長か、ゼロ成長というようなときが、必ず来る。それを見越して、株価が上がらないのかもしれない。



もっとも、年末から節分までは、毎年、お約束として、資金が流入するようになっているので、上がると思うけども。



ライバルのホリエモンが、消えてしまって、もしかしたら、動画時代では、アメーバと、ニコニコ動画が、日本国内的には、ライバルということになるのかもしれないが、



動画の場合は、儲かるようなビジネスモデルが、なかなか成立していない。YouTubeでさえ、どうやって、広告を入れるか、相当悩んでいるが、なかなかうまくいかないでいる。



99年くらいに、MP3.Comという、違法に音楽をどんどん、いろんな人がアップするサイトがあって、今のYouTubeの音楽版のようなものだったが、結局、違法となり、廃止された。そこに、アップルが目をつけて、合法的に、音楽ダウンロードをやったら、大成功。そして、iPod登場となって、大大成功となった。



今度のiPhoneには、YouTube動画を保存できる機能があるらしいので、明らかに、天才スティーブジョブズ(アップル社長)は、動画でも何かやろうとしている。そこを、どうやってうまくやるかだが、残念ながら、ああいう、神業的なことは、さすがに、藤田氏でも、難しいだろうけども、



できれば、音楽でも、ケータイ音楽系でも、負け続けているソニーに、何とか、動画では勝ってほしい。そのために映画会社を持ってるんじゃないのか?宝の持ち腐れもいいところだ。



そういう場合の突破力は、ホリエモンはかなり良かったんだが、最後の方は、本業そっちのけで、マンションとか、レンタカーとかに手を出したから、失敗したのだ。



まあ、収益を上げるという意味では、わからないことはない。



その点、途中までは同じ道を歩んでいた藤田氏のサイバーAは、決してホリエモンのような大冒険というか、本業からずれるようなことはしなかった。藤田氏は、そういう意味では、かなり保守的だ。必ず安全でないと動かない。



そういうところが、恐らく、本人的にもジレンマとなっていて、何か、突破型人間に憧れているような雰囲気が、ブログから読み取れる。



でも、きっと、冒険はしないほうがいい。ああいう人がイライラしてきて、冒険すると、必ず失敗する。さすがに、今の、株価とか、昔ほど、ちやほやされなくなったとか、言ってみれば、下火になりつつあるなか、何とかして、という気持ちが強いんだろう。



でも、きっと、業績は、いいんだから、それを、ずっと続けて冒険しなければ、きっと認められる。株価も上がると思うんだけど、どうして、あんなにあがらないんだろうかなあ。



ヤフーの掲示板では、ブログに夢中で、本業そっちのけ、とか書いてありますね。



まあでも、ああいう、確実さを求めて、冒険しない計算高いネット起業家は、世界でも珍しいかもしれない。



ネット起業家というのは、えてして、冒険しすぎて、こける場合が多い。なので、今まで通りでいいのです、なんていいたいのだが、



最近、ブログを見ていると、なんだか、34歳?くらいになったせいか?あせりを感じているように見える。離婚とかも、影響があったのかもしれないけども、何しろ相手が相手だったから、、まあ、いろいろあるんだろうなあ。



僕的には、うらやましいと思うのと同時に、ある種、まるで、最初からセリフが決まっている役者のように見えないこともなく、なんだか、不完全燃焼に見えないこともない。



ただ、ここで、冒険してはいけないと思う。今こそは我慢のとき。ホリエモンのような冒険は、さすがにしないだろうけども、何となく、最近、読んでいるブログを見ると、何か、冒険したくて、ウズウズしているというか、なんか、そうでもしないと、示しがつかない、というような、何かしらのあせりが見られる。



業績は着実に伸びているんだから、今こそ、派手じゃなくても、目立たなくてもいいから、地味に成長する、初心を思い出して、、、なんて、、私が言うようなことじゃないけども。。。w



しかし、プライスラインなんて、失敗したと思ったけど、なんで、藤田さんがやると、ネットプライスは成功するのか?その辺を、本にして出してほしいな。



その辺は、藤田さんにしかわからない。重要な点で、恐らく本人は、その、そういう意味での才能に気づいていないのではないか?



アメリカで生まれたアイディアで、アメリカではうまくいかなかったけども、日本ではうまくいく、という場合が、たまにある。サイバーAは、そういう意味では、たまに、面白いことを、面白いというか、よくわからないやり方で、いつのまにか、売上が、毎月上がっているとか、黒字になっているとか、驚くことがある。



その割には、株価が上がらないのが、玉に傷だろうか?



結局、株価っていうのは、未来を見てるから、未来像が見えないから、上がらないんでしょうねえ。



今、じっと我慢するか、何らかの未来への勝負の危険性に賭けるか?セカンドライフとかは、何かやってるんだろうか?それとも、投資事業で、何かやってるのか?



投資事業に関しては、相当な、一流の感性がありそうに見える。投資だけだと、かつてのソフトバンクと同じってことか?



まあ、それだけでも、十分なのかもしれない。何となく、気になったので、私ごときが、書くようなことではないが、あえて書いてみた。


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